伝統音楽に学ぶ音楽で印税外で不労所得を得る方法
不労所得を得る方法
労働から解放されたい!
皆さんはそんな思いを1度は持ったことがあると思います。
今回は音楽の世界で皆様のしる印税以外で
不労所得を得るビジネスモデルを紹介します。
形骸化する資格ビジネス。。。。
音楽において収入を得る方法の1つに
資格ビジネスがある事はご存知でしょうか?
今回は少し音楽と離れてしまう部分もありますが、音楽を収益にする上で知っておくべきビジネスモデルの1部ご紹介をしたいと思います。
・コンクール
よくあるのは音楽講師のための試験や、こんなこと言うと怒られてしまうかもしれませんが
コンクールも一緒の資格ビジネスと捉えて良いでしょう。
音楽でも働かずに収入を得る方法としてある程度の名声を得た人が企画しやることがあります。
簡単に言ってしまうと
自己顕示欲(自分を認めて欲しい欲求)を満たすための商売の音楽版と考えたら良いと思います。
当然食ってくのが大変な世界ですし無形文化に説得力を持たせるためには履歴書に書けるような信用はあっても困りません。
著名人や行政、信用のある財団のものであれば尚更でしょう。
他にも仕組みの一つをご紹介すると
・流派(資格型ネットワーク)
例えばよくあるのが和楽器や伝統などで流派というのがあります。これも実は資格ビジネスの1つです。
仕組みとしてはピラミッド型になっていてトップに
宗家(家元)がいてその下に
幹部
大先生
先生
弟子
となってます。
これのどこが資格ビジネスなの?って話ですが
1. 流派を立ち上げた宗家は自分の弟子に
師範など人に教えていいという免状を発行する
2. 免状発行代金をいただく。
たったこれだけです。
ポイントとしては、自分の先生や大御所などに認めてもらえる事と第三者から見ても凄いと思われるような肩書きはやはり誰でも欲しいものです。
何者かでありたいと言う欲求を満たすそういったビジネスになります。しかしこれだけでは半永久的な不労所得にはなりません。
調べたところによると宗家から師範の免状をいただいた先生は弟子をとることができます。(孫弟子が出来る)
そして、その孫弟子がある基準に基づき成長すれば試験を受けて合格すれば師範の免状を与えられます。
しかし師範の免状を発行するのは宗家ですから免状発行代として宗家にお金が入ります。
しかも直接教えてる師範にも受験代から一部お金が入ります。
簡単に言うとネットワークビジネスですね。伝統芸の中でも一部の世界のお免状ビジネスはそういうふうにできているようです。(あくまでも一部です)
それが今では形骸化してきて伝統芸を継ぐ者が少なくなってきましたので
なんと技術が基準を満たしていなくても
5〜6年ほど流派に在籍して
少し多めにお金を包めば師範の資格が取れるらしいです。
取れたとしても民間資格ですが業界の人間でなければその価値が分かりませんので
伝統芸の師範の資格を持っているとなれば凄いと思うのは自然ですよね。
中には本当の技術力を持った師範もいますので、技術を目の当たりにしない限りは何とも言えませんが。
ですから逆に言えば伝統芸であれなんであれ
自分が聞いてすごいと思ったものを信じれば良いという事になります。そもそも基準なんて曖昧なのですから。
だから肩書きだけを信じていると痛い目にあう事があります。
一線で活躍しているプレイヤーをみて、伝統芸をやりたいと思った新規入門者が近所で教えてもらえるとこを探すと
肩書きは大先生だけど
実際の技術が自分の憧れとはかけ離れていたなんて言う事はよくあるみたいです。
かなり突っ込んだ裏の内容でしたが、音楽でも生徒と先生っていう以外にもさらにその上の名称や肩書きを売る方法もあるという事です。
正直なところ流行技術の講師等は
名乗ってしまったもの勝ちですので、先行者利益となっており
例えば○○セラピスト協会 会長など名乗ってしまえば、民間資格を付与することもできます。
とはいえ説得力のないものに
こちらは誰も知らないうちから長年の実績を持っていたりかなり影響力を持った人物にならないと価値が生まれませんが、もしご自分の教室やサロンを開かれる場合は拡大するのによいビジネスモデルかと思われます。
海外でも最も効率の良いビジネスのモデルはネットワークビジネスだと声があるくらいですから時代が変われどビジネスの体系と言うのは変わってないのかもしれません。
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全部とは言いませんが、オーディションコンクールなども影響力や権威のある立場からすると
参加者料を募って逸材を発掘するわけですから考えてみれば開催側からしたら美味しいですよね。(その後、集めた資金で逸材を育てる事もできるわけですし)
実際には無料で受けさせて合格者に授業料で稼ぐ事務所も多いです。
参加料のいる公開面接と考えたらわかりやすいと思います。
ただ以前ご紹介した通りコンクールやオーディションに受かっても必ずしも稼げるとは直結しないのでその辺りはくれぐれも覚えていただきたいです。
とはいえ、プレイヤーとして稼ぎたい場合はコンクールやオーディションを受けて賞を持つ事に意味はあるのでそこは各々の判断で投資だと考えられる方は受けてみても良いと思います。
以上のように、自分が動かなくても音楽で収入を得る方法と言うのもこの様なカタチがあるのです。
ただし資格ビジネスも時代の流れと共にすぐに口コミが広がり公開されるようになってきてますので
あくまでもお客様に対して価値のあるものを提供する事を心がけていくことは最低限必要な事になります。
この辺りも昔から変わっていません。
他にも伝統音楽の世界には学ぶべき収益化のルーツが含まれてますので、また取材をして公開していきたいと思います。